教育理念
- 幅広い知識・視野とともに論理的思考能力及び課題探求能力を身につけさせる教育
- 適切な判断力を持ち合わせた国際性豊かな専門技術者及び教育を含む諸分野で指導的役割を果たせる人材の育成
- 論理と物理、モデル(形式)とインプリメント(実現)、理論と実験(実証)、理想と現実などの対応づけや両者の機能(はたらき・作用)の差異を埋める方法を論じる素養を身につけさせる教育
- 問題の発見・分析・解決能力を備えた人材の育成
- 柔軟な発想力、豊かな表現力を備えた人材の育成
- 自発性を発揮させ、個性や独創性を育成する教育
- 実験・実習・演習により座学を補完し、物(ハードウエア・ソフトウエア)作りをする能力を身につけさせる教育
情報系では、教育理念に基づき、コンピュータサイエンスと数理科学の有機的関連性や共通性を基盤として、もの(ハードウェア・ソフトウェア)づくりとこれを支える種々の体系的方法を教育・研究しています。また、社会のニーズを反映するため、情報関連企業や学生に対し調査を行い、継続的に教育内容の点検・改善を行っています。
主な情報系開講科目の時間割
注意事項
- (3/26) 令和6年度時間割を作成、(4/5) 修正
- 以下の時間割は、知能情報デザイン学科を対象とした、主に情報系開講科目の時間割です。間違いがないように、必ず「履修の手引き」、「授業科目一覧 授業時間表」や「シラバス」と照らし合わせて時間割を作成してください。不明な場合は授業担当の教員に連絡して下さい。各学年の時間割は、入学年度に対応しています。
- 1年次 (令和6年度入学生)
- 2年次 (令和5年度入学生)
- 3年次 (令和4年度入学生)
- 4年次 (令和3年度入学生)
- 対面講義と遠隔授業の講義がありますので、シラバス、大学もしくは学科からのメール、お知らせに注意して下さい。
- 対面型と遠隔授業の授業が連続し、履修に不都合が生じた場合は、履修登録期間中に授業の担当教員や学生センター(学務課)に相談して下さい。登録期間後の相談については、対応ができない場合があります。
数理・情報システム学科(情報系)(平成29年度以前入学生)の学生の皆さんへ
-
以下の時間割は、知能情報デザイン学科の科目名になっています。科目名が入学年度により異なるため、同時開講や再履修に注意して時間割を作成して下さい。必ず、「履修の手引き」と「授業科目一覧 授業時間表」を確認して下さい。特に、再履修の講義については、開講時間の変更、前期・後期の変更の可能性があるため、必ず確認をして下さい。
-
情報系で開講している科目と教職に関する科目が重なっているなど、教職の単位の取得について困ったことや分からないことがあれば、速やかに学生センターへ相談すること。
「集中講義」と「集中的に開講」について
以降の説明で用いている「集中講義」および「集中的に開講」は、以下に示すとおり制約・履修手続の方法等が異なりますので、間違えないよう注意してください。また、開講時期に関する掲示などに注意してください。
- 集中講義
- 授業科目一覧の曜日・時限の列に「集中」として掲載されている科目。
- 履修登録の上限単位数(1年次1学期間30単位、2年次以上1学期間25単位)には含まれない。
- 開講期間決定後に掲示で通知があるので、指定期間に学務課で履修手続きを行う。
- 集中的に開講
- 授業科目一覧の曜日・時限の列に「集中的に行う」として掲載されている科目。
- 履修登録の上限単位数に含まれる。
- 履修登録期間内にWebシステムによる履修登録を行う。
1年次
プログラミング、ハードウェアとソフトウェアなど、情報系の基礎を学びます。授業は週17コマ程度で、その内、情報系の科目は8コマ程度です。情報系だけでなく、数学の基礎についても学ぶことで、情報と数学の有機的関連性や共通性を理解する土台を形成します。
- シ
- 情報システムデザインコース
- サ
- データサイエンスコース
- 情
- 教育職員免許状(情報)
- 必修
- 選択必修
- 選択
【備考】
- 色つきの枠の科目は、1年次で履修することが望ましい授業科目(卒業要件科目:必修科目、選択必修科目(知能情報デザイン学科系)など)です。
- 専門教育科目(基盤科目)として、「基礎微分積分学ⅠC(全コース:選択必修)」や「基礎線形代数学ⅠC(全コース:選択必修)」を履修しても良い。専門教育科目(基盤科目)として12単位を超えて取得した単位は、自由選択に12単位まで組み入れられます。
- 上記に示した科目以外に、島大STEAM科目群、ユニバーサル科目群、地域創生科目群、教養育成科目群の履修が必要です。
- 基礎科目の選択必修として、「健康スポーツ」(後期)と芸術文化Ⅰから2単位以上履修する必要があります。教育職員免許状取得希望者は「健康スポーツ」(後期) を履修する必要があります。
- 教育職員免許状取得希望者は、「日本国憲法」、「教職概論B(前期集中講義、履修登録期間中に履修登録すること)」が必修です。
【備考】
- 色つきの枠の科目は、1年次で履修することが望ましい授業科目(卒業要件科目:必修科目、選択必修科目(知能情報デザイン学科系)など)です。
- 「(英語)」は、基礎科目の英語に関連する授業が入る可能性があることを意味しています。
- 上記に示した科目以外に、「英語ⅠB」、「英語ⅡA」、「初修外国語(第Ⅱ外国語)」、島大STEAM科目群、ユニバーサル科目群、地域創生科目群、教養育成科目群の履修が必要です。
- 教育職員免許状取得希望者は、「健康スポーツ(必修)」を履修する必要があります。
- 「ITシステム開発論(全コース:必修)」は、集中的に開講になります.
2年次
情報系の本格的な学習が始まり、専門的な内容について学びます。
- シ
- 情報システムデザインコース
- サ
- データサイエンスコース
- 情
- 教育職員免許状(情報)
- 必修
- 選択必修
- 選択
【備考】
- 情報系で開講している科目と教職に関する科目が重なっているなど、教職の単位の取得について困ったことや分からないことがあれば、速やかに学生センターへ相談すること。
- 「システム創成プロジェクトA(全コース:必修)」は、授業の一部を休日などに集中的に開講されます。
- 「ソフトウェア工学(情報システムデザインコース:必修、データサイエンスコース:選択必修、教育職員免許状(情報):選択必修)」は遠隔授業で開講されます。
- 「コンピュータサイエンス研究室体験」は、前期もしくは後期のいずれかを受講してください。
- 「基本情報処理技術特論(全コース:選択必修、隔年(偶数年度)開講)」は遠隔授業で開講されます。
【備考】
- 情報系で開講している科目と教職に関する科目が重なっているなど、教職の単位の取得について困ったことや分からないことがあれば、速やかに学生センターへ相談すること。
- 「システム創成プロジェクトA(全コース:必修)」は、授業の一部を休日などに集中的に開講されます。
- 「システム創成プロジェクトA」を履修する学生は、「アドバンスドインフォマティクスⅡ」も一緒に履修してください。
- 「コンピュータサイエンス研究室体験」は、前期もしくは後期のいずれかを受講してください。
- 「基本情報処理技術特論(全コース:選択必修、隔年(偶数年度)開講)」は遠隔授業で開講されます。
3年次
「情報システムデザインコース」または「データサイエンスコース」のいずれかを選択し、2年次で学習した内容についてより詳しく学びます。
後期は「コンピュータサイエンス研究演習」において、卒業研究の配属があります。ユニークな研究領域を有する教員の指導のもとで、研究者としての第一歩を踏み出します。
- シ
- 情報システムデザインコース
- サ
- データサイエンスコース
- 材
- 材料工学特別コース
- 情
- 教育職員免許状(情報)
- 必修
- 選択必修
- 選択
【備考】
- 情報系で開講している科目と教職に関する科目が重なっているなど、教職の単位の取得について困ったことや分からないことがあれば、速やかに学生センターへ相談すること。
- 「コンピュータネットワーク実験」は、材料工学特別コース(必修)のみ履修可能で、集中的に開講されます。
- 「システム創成プロジェクトB(全コース:必修)」は、授業の一部を休日などに集中的に開講されます。
- 「基本情報処理技術特論(全コース:選択必修、隔年(偶数年度)開講)」は遠隔授業で開講されます。
【備考】
- 情報系で開講している科目と教職に関する科目が重なっているなど、教職の単位の取得について困ったことや分からないことがあれば、速やかに学生センターへ相談すること。
- 「システム創成プロジェクトB(全コース:必修)」は、授業の一部を休日などに集中的に開講されます。
- 「コンピュータサイエンス研究演習(全コース:必修)」は、通常の講義として開講されますが、開講時期については掲示に注意してください。
- 「基本情報処理技術特論(全コース:選択必修、隔年(偶数年度)開講)」は遠隔授業で開講されます。
- 「コンピュータハードウェア実験」は、情報システムデザインコース(必修)のみ履修可能で、集中的に開講されます。
- 「基礎データ構造演習」は、平成29年度以前入学生のみ履修可能で、集中的に開講されます。
4年次
これまでに学んだ情報系の基礎から応用までをベースに、卒業研究では誰も答えを知らない問題に挑戦します。1年を通じて取り組むことで、技術的な解を見つける力、新たな概念を生み出す力を磨きます。
各研究室のこれまでの卒業研究・特別研究のテーマはこちらのページです。
- シ
- 情報システムデザインコース
- サ
- データサイエンスコース
- 材
- 材料工学特別コース
- 情
- 教育職員免許状(情報)
- 必修
- 選択必修
- 選択
成績評価
通常講義における1単位とは、15時間の授業と30時間の自学・自習の勉強に対し与えられるべきものであるとされています。講義にただ出席しただけでは単位取得に必要な学力は得られません。シラバスの「準備学修に必要な学修の時間(1回の授業当たり)」を参照して下さい。現在では、卒業後社会に出た際、大学で受けた教育を身に付け応用できるかが評価される時代となっているため、期末試験、中間試験、授業時間に実施される小テスト、レポート、受講態度などを考慮して、多様的・多元的な方法により、授業担当教員は学生の単位取得についての合格・不合格について厳格な判断を行います。
厳格な成績評価とは、評価を厳しくし、単位の取得を難しくするといった制度ではありません。知能情報デザイン学科の教育の理念・目的及び目標を達成するという共通認識の下に策定した、各授業科目の学習・教育目標達成度の評価基準をもとに、成績の評価を行います。各授業科目に定められた学習・教育目標は、みなさんの勉学意欲を高め学習効果を上げることを目的としたものです。評価方法については、シラバスに明示していますから,履修に当たってはよく確認してください。また、知能情報デザイン学科の開講科目の単位を修得するには,実験・演習・実習などでの報告書(レポート)の作成などの日常の努力はもちろんのこと,講義科目についても予習・復習をきちんとして講義を受ける態度が望まれます。
学習は授業だけで成り立つものではなく,各自の準備学習及び復習が当然必要となり、こうした時間の確保のために、履修登録科目単位の上限制が導入されており、学習効果の向上及び学習の達成度を高めるための考慮もされています。